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2025-06-04

虫歯と「ダラダラ食べ」の関係について

虫歯の原因のひとつに、「お菓子などのダラダラ食べ」があります。今回は、なぜダラダラ食べが歯に良くないのか、その理由についてお話しします。

私たちが飲食をすると、お口の中は食べ物や細菌がつくる酸の影響で酸性に傾きます。この酸によって歯の表面からミネラルが溶け出す「脱灰」が起こりますが、唾液の働きによって時間をかけてミネラルが歯に戻される「再石灰化」も自然に行われています。

朝・昼・晩の食事だけであれば、再石灰化に十分な時間が確保され、虫歯になりにくい状態が保たれます。しかし、甘いお菓子や飲み物などを長時間かけてダラダラと摂取していると、お口の中は常に酸性の状態が続き、再石灰化の時間が不足してしまいます。その結果、歯の修復が間に合わず、虫歯ができやすくなるのです。

甘いもの自体が問題なのではなく、特に「食べ続けること」が虫歯の大きな原因となります。

間食が必ずしも悪いわけではありません。間食をする場合は、時間を決めて適切にとること、そして食後に歯磨きをすることが虫歯予防に効果的です。

虫歯の仕組みを理解することで、より良い予防対策がとれるようになります。何よりも大切なのは、定期的に歯科検診を受けて、虫歯のチェックやクリーニングを行うことです。

定期検診のご相談は、西船橋デンタルクリニック・矯正歯科までお気軽にどうぞ。

脱灰と再石灰化
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